プロダクトニュース

装置の省エネルギーに貢献する
「SANMOTION R」電源ユニットの新製品を開発

2023年11月30日

山洋電気株式会社は、ACサーボシステム「SANMOTION R」のラインアップを拡充し、モータから発生した回生電力を電源に戻す機能を搭載した電源ユニットを開発、発売しました。
回生電力を有効に活用することにより、装置の消費電力の低減に貢献します。
射出成形機、搬送ロボットなどに最適です。

ACサーボシステム「SANMOTION R」

特長

1. 省エネルギー

回転しているモータを減速させたとき、モータは発電機となり回生電力が発生します。
この回生電力を、電源へ戻すことで再利用できる電源ユニットです。
装置の消費電力を低減できます。

SANMOTION R

2. 小型・軽量

電源ユニットに必要な、コンバータ(整流部)と電源回生の機能を一体化しているのでコンパクトです。
コンバータと外付け電源回生ユニットを併用した場合と比較し、より小型・軽量化を図れます。

3. 電源の状況・消費電力の見える化

電源電圧・電流・周波数を計測し、アンプユニット経由で電源の状況を確認できます。
あわせて、装置の正確な消費電力を算出し、節約した電力量を確認することができます。

仕様

型番 RM3PBR370
入力電源・電流 主回路電源 三相 AC 200~230 V (+10%, -15%) 50/60 Hz (±3 Hz)
制御回路電源 DC 24 V (±15%) 6.1 A
単相 AC 200~230 V (+10%, -15%) 50/60 Hz (±3 Hz)
定格出力容量 37 kW
入力電源容量 47 kVA (力率90%として算出)
適合アンプユニット 50 ~ 900 A
外形寸法 W300 x H460 x D295 [mm]

カタログデータ

日本語版

English

用途

射出成形機、搬送ロボットなど

受注開始日

2023年12月1日

価格

オープンプライス

リリースに記載されている内容はすべて、2023年11月30日現在の実績です。
「SANMOTION」は山洋電気株式会社の登録商標です。