パワーコンディショナの
新たな標準的仕様について

三相パワーコンディショナの標準的仕様が改定され、当社製品につきましても適用いたしました。2025年3月現在の適用製品は以下のとおりです。

販売終了製品など、記載のない型番は適用いたしません。

(1)能動的方式:ステップ注入付き周波数フィードバック方式(STEP3.2)

型式 装置容量
P73J992RFC,
P73J103RFC
9.9、10 kW
P73L103S 10~60 kW
P73L103P 10~60 kW
W73A992R 9.9 kW
W73A992S 9.9 kW
W83A493S 49.9 kW

2024 年4 月以降に商用電力系統に低圧連系する設備において、系統連系技術要件に単独運転検出の能動的方式をステップ注入付き周波数フィードバック方式の「フリッカ対策 STEP3.2」の要件が必須となる。

(2)並列時許容周波数:標準周波数+0.10Hz(設定可能範囲:標準周波数+0.10Hz~1.00Hz)

型式 装置容量
P73J992RFC,
P73J103RFC
9.9、10 kW
P73L103S 10~60 kW
P73L103P 10~60 kW
P83E104RFC 100 kW
P83E104SFC 100 kW
W73A992R 9.9 kW
W73A992S 9.9 kW
W83A493S 49.9 kW

商用電力系統に連系する設備において、発電設備が並列する際には、系統周波数が並列時許容周波数(標準周波数+0.1Hz)以下であることを確認できる装置または機能を、発電設備に備えることが必要となる。

  • 高圧・低圧連系の場合:2025 年4 月以降に連系する設備
  • 上記以外の設備の場合:2023 年4 月以降に連系する設備
注意
  • 連系開始日が、並列時許容周波数の適用開始日以降となる場合、要件を満たしていない製品は系統連系が認められませんので、適用していない製品を使用する場合は、本要件の適用開始前に連系を完了するようにご計画をお願いします。
  • 既設発電設備の場合も、故障などにより置換えで型式が変更となる場合は、本要件の対象となりますのでご注意ください。

2025.3.17 山洋電気株式会社

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