給電品質と省エネルギーを両立
ハイブリッド方式の出力容量1kVAのUPSを開発
2018年12月26日
山洋電気株式会社は,給電方式にハイブリッド方式を採用したUPS「SANUPS E11B」を開発しました。入出力は単相2線 AC100V系タイプとAC200V系タイプをラインアップしました。幅広い入力電源範囲と使用温度範囲により,グローバルに使用できます。

特長
1. 高品質・省エネルギー
給電方式はハイブリッド方式※1を採用。最適な給電モードをUPSが自動的に選択し,省エネルギーを実現しながら,高品質な電力を安定的に供給します。
2. 幅広い入力電源範囲
入力電圧範囲は100V系タイプが55~150 V,200V系タイプは110~300 V,入力周波数範囲は40~120 Hzです。
入力電源の状況が不安定な場合でも,バッテリ運転への切換が抑制されるため,バッテリの劣化を防ぎます。
3. 幅広い使用温度範囲
使用温度範囲は-10~+55°Cです。
4. 豊富な入出力形状
入力プラグと出力コンセントの形状を選択でき,グローバルに使用できます。
※1 入力電源の状況を判定しながら,常時インバータ給電方式と常時商用給電方式を切り替える方式。
仕様
項目 | 仕様 | ||
---|---|---|---|
定格出力容量 | 1 kVA | ||
運転方式 | ハイブリッド方式 | ||
効率(AC-AC) | 97%(効率優先モード時) | ||
交流入力 | 電圧変動範囲 | 55~150 V | 110~300 V |
相数線数 | 単相2線 | ||
周波数変動範囲 | 40~120Hz | ||
交流出力 | 定格電圧 | 100 / 110 / 115 / 120 V | 200 / 208 / 220 / 230 / 240 V |
電圧精度 | ±2% | ||
負荷力率 | 0.8(遅れ) | ||
バックアップ時間※ | 3分 | ||
使用環境 | 周囲温度:-10~+55°C,相対湿度:10~90%(結露なきこと) |
※ 周囲温度25°C,初期値,負荷力率0.8の場合。
用途
サーバ,通信機器,医療機器,工場内の設備など
発売予定日
2019年2月1日
価格
オープンプライス
リリースに記載されている内容はすべて,2018年12月26日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。