グローバルに使える高信頼の並列冗長構成UPS
「SANUPS A11M」 AC100Vタイプを発売
2019年6月11日
山洋電気株式会社は,並列冗長構成の常時インバータ給電方式UPS 「SANUPS A11M」に,入出力単相2線のAC100Vタイプをラインアップしました。
1kVAのUPSユニットを組み合わせることで,出力容量を最大8kVAまで拡張できます。幅広い入力電源範囲と使用温度範囲により,世界中で安心して使用できます。公共機関,交通機関(道路・鉄道・空港など),病院,銀行,データセンタの電源バックアップに最適です。
特長
1. 高い信頼性
UPSユニットを組み合わせることで,並列冗長を構成でき,電力を安定的に供給します。
2. 幅広い入力電源範囲
入力電圧範囲は55~150 V,入力周波数範囲は40~120 Hzです。
入力電源の状況が不安定な場合でも,バッテリ運転への切換が抑制されるため,バッテリの劣化を防ぎます。
3. 幅広い使用温度範囲
使用温度範囲は-10~+55°Cです。
4. 保守が容易
インバータ給電中にUPSの前面からバッテリパックを交換できます。
並列冗長運転中であれば,出力を停止せずにUPSユニットを交換でき,作業中に停電が発生しても給電を継続できます。
仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
定格出力容量 | 2~8 kVA(並列冗長構成時:1~7kVA) | |
運転方式 | 常時インバータ給電方式 | |
交流入力 | 電圧変動範囲 | 55~150 V |
相数線数 | 単相2線 | |
周波数変動範囲 | 40~120Hz | |
交流出力 | 定格電圧 | 100 / 110 / 115 / 120 V |
電圧精度 | ±5% | |
負荷力率 | 0.8(遅れ) | |
バックアップ時間※ | 3分 | |
使用環境 | 周囲温度:-10~+55°C,相対湿度:20~90%(結露なきこと) |
※ 周囲温度25°C,初期値,負荷力率0.8の場合。
カタログデータ
用途
公共機関,交通機関(道路・鉄道・空港など),病院,銀行,データセンタなど
発売予定日
2019年7月17日
価格
オープンプライス
リリースに記載されている内容はすべて,2019年6月11日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。