高品質な給電と省エネルギーを両立
ハイブリッド方式UPS「SANUPS E11B」出力容量3 kVAを開発
2020年8月19日
山洋電気株式会社は,給電方式にハイブリッド方式を採用したUPS「SANUPS E11B」の出力容量3 kVAを開発しました。
「SANUPS E11B」の出力容量ラインアップは1~3kVAとなりました。
特長
1. 高品質な給電と省エネルギーの両立
省エネルギーを実現しながら,高品質な電力を安定的に供給します。
給電方式にハイブリッド方式※1を採用し,最適な給電モードをUPSが自動選択します。
2. バッテリの消耗と劣化を抑制
幅広い入力電圧範囲※2により,入力電源の状況が不安定な場合でも,バッテリ運転への切換頻度を抑制し,バッテリの消耗と劣化を防ぎます。
バッテリ運転時間を確保し,バッテリ交換などのランニングコストを低減できます。
3. 幅広い使用温度範囲
使用温度範囲は-10~+55℃です。
温度変化が大きい環境への設置など,設置場所の自由度が広がります。
※1 入力電源の状況を判定しながら,常時インバータ給電方式と常時商用給電方式を切り替える方式。
※2 入力電圧範囲は100V系タイプが55~150 V,200V系タイプは110~300 V,入力周波数範囲は40~120 Hzです。
仕様
定格出力容量 | 3 kVA | ||
---|---|---|---|
運転方式 | ハイブリッド方式 | ||
効率(AC-AC) | 97%(効率優先モード時) | ||
交流入力 | 電圧変動範囲 | 55~150 V | 110~300 V |
相数線数 | 単相2線 | ||
周波数変動範囲 | 40~120Hz | ||
交流出力 | 定格電圧 | 100 / 110 / 115 / 120 V | 200 / 208 / 220 / 230 / 240 V |
電圧精度 | 定格電圧±2%以内 | ||
負荷力率 | 0.8(遅れ) | ||
バックアップ時間※ | 3分 | ||
使用環境 | 周囲温度:-10~+55°C,相対湿度:10~90%(結露なきこと) |
※ 周囲温度25°C,初期値,負荷力率0.8の場合。
SANUPS E11B 出力容量 ラインアップ
100 Vモデル | 1 kVA | 1.5 kVA | 2 kVA | 3 kVA |
---|---|---|---|---|
200 Vモデル | 1 kVA | - | 2 kVA | 3 kVA |
カタログデータ
用途
サーバ,通信機器,医療機器,工場内の設備など
発売予定日
2020年9月1日
価格
オープンプライス
リリースに記載されている内容はすべて,2020年8月19日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。