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Interview

小さな数字の積み重ねから
会社の経営を数値で判断できるように成長
2013年 新卒入社
C.W
財務第一部経理課

Profileプロフィール

大学では、マネジメント学部にて、マクロ経済を学ぶ。大学の就職課で山洋電気を知り、会社説明会での説明で、グローバルに活躍しているメーカと知り興味を持つ。長く働きたいと考えていたため、経営の安定性にも魅力を感じて入社を決意。入社後は、財務部財務課を経て、現在は経理課にて活躍中。

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数字を扱う、責任ある仕事
手がける報告書は会社の信頼性を映し出す

大学で、世の中の経済指標や数値データを駆使して日本の景気を予測するゼミに参加していました。その経験から、会社の経営状況を、数値で客観的に判断できる財務部への配属を希望しました。
現在、私は仕訳入力、決算資料の作成、決算短信・四半期報告書・有価証券報告書などの、法律で義務付けられた報告書の作成に携わっています。財務部では決算をおこないますが、決算とは会社の財務状態(どんな種類の財産を持ち、それがいくらあるか)や経営成績(いくら稼いだか)をある期間で区切って整理することです。例えば、毎月おこなう月次決算では、営業部門や管理部門が使用した1カ月間の経費をそれぞれ使用した経費の目的に合わせて、広告宣伝費・交際費・交通費などの費用に分類し、仕訳を入力します。このような月次決算を積み重ねて、ある一時点での財務状態をあらわした貸借対照表や、1年間の経営成績をあらわした年次決算の損益計算書ができあがります。
決算短信や四半期報告書は3か月ごとに、有価証券報告書は1年ごとに発行される重要な報告書で、その発行期日は法律で厳密に定められています。これらの報告書は会社の情報を社会に発信する役割を担っています。報告書の記載に相違がある、発行期日に間に合わないなどの事態が生じると社会の信頼性が大きく低下してしまいます。そのため、日々責任感を強く持って仕事に取り組んでいます。

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Section2
小さな数字にも大きな責任が
社会や経済の変化にも敏感に

この仕事の醍醐味は、自分が入力した小さな数字ですら、会社が開示する大切な報告書の一部になる、ということです。片時も気を抜けないという重圧はありますが、完成した有価証券報告書を手にしたときは、本当にほっとして、充実感を得ることができます。
また、法律が変わると、それに合わせて報告書の項目や内容がかわるので、日ごろから情報収集を欠かせません。変更内容によっては、会計士の先生に相談したり、他部署に協力を要請したりしなければなりません。
海外とのやりとりもあります。同じ財務諸表でも国によって違いがあり、勘定科目や数値の内容を確認するために、現地の責任者と話す機会があります。そんな時は、「世界中とつながって会社の数字をつくっている」と実感します。

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Section3
財務課と経理課での経験を
自分の成長の糧とする

当社の財務部は、2024年現在では財務課と経理課に分かれています。財務課は会社の資金繰りの計画や、入出金の管理をおこないます。経理課は、会社の活動を記録し、正しい形で社外に発表します。同じ財務部でも全く違う業務です。
私はこの両方の課を経験しました。両方経験した社員は、社内でも少ないため、貴重な経験を生かして、将来的には、多角的に財務データを作成・分析し、会社の財務状況を正しく伝えられるようになりたいと考えています。そのために、日ごろから情報をチェックし、機会があればセミナーに参加するなど、積極的に情報収集しています。

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Off Time
休みの日の過ごし方

野球観戦が好きです。家族や社内のメンバーなど、同じチームや野球が好きな人たちと一緒に球場に行き、思いっきり応援しています。
あとは美術館巡りも好きです。特に、海外の美術館から有名な絵が来日する期間限定の企画展が好きで、広告を見かけると頻繁に行きます。

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Message

当社は成長をしっかりと見守って応援してくれる会社です。 数字が得意ではなく、秀でた資格があるわけでもない私でしたが、先輩たちは私の居場所を作ってくれました。そのおかげで、自分の得意なことや好きなことが分かり、伸ばしていこうと頑張っています。
また、資格取得のサポートがあるので、さまざまな資格に挑戦できます。私も入社してから、いくつか資格取得に挑戦しました。

この仕事は、派手さがあるというわけではないですが、会社のお金を動かし、会社の実態を社会に発信するという責任においては、大きなやりがいがあると思います。そのような中で自分自身の成長に気づき一緒に楽しめる人と仕事ができたらうれしいです。

※掲載内容は取材当時(2024年3月)のものです。

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